
AJICAP™ 位置選択的修飾・リンカー技術
AJICAP™は、位置選択的な抗体修飾と独自のリンカー技術により、高い均一性と再現性を備えたバイオコンジュゲートの創製を可能にします。
さらに、ADCのみならず、オリゴ核酸やペプチドなどの多様な生体機能性分子とのコンジュゲートにおいても、
DARの精密な制御と柔軟な分子設計を実現します。
AJICAP™技術について
AJICAP™技術は、抗体の改変や酵素反応を必要とせず、ネイティブ抗体を位置選択的に修飾できる技術です。
アフィニティペプチドを介して抗体上の特定部位を認識することで高い位置選択性を実現するとともに、独自の開裂型親水性リンカー技術により柔軟なコンジュゲート設計を可能にします。

薬効と安全性の両立
AJICAP™コンジュゲーション技術と、AJICAP™リンカー技術の組み合わせにより、ADCの薬効の向上と毒性の低減を実現します。これにより、従来のADCと比較して、より優れた安全性プロファイルと治療効果が期待されます。
AJICAP™が選ばれる理由
AJICAP™は、ネイティブ抗体が利用できる独自の化学的アプローチで、高い均一性と精密なDAR制御を実現します。抗体の改変やタグ導入、酵素反応を必要とせず、抗体本来の特性を維持したまま位置選択的なコンジュゲーションを可能にします。

進化を続けるAJICAP™
AJICAP™は、長年にわたる研究開発と適用実績に支えられたコンジュゲーション技術です。ADCをはじめとする多様なバイオコンジュゲートへの応用が進んでおり、味の素グループが培ってきたアミノサイエンス技術を基盤として進化を続けています。

AJICAP™で広がる、バイオコンジュゲート開発の可能性
位置選択的修飾 抗体改変不要 ネイティブ抗体に対応 豊富な研究実績
よくあるご質問
AJICAP™とはどのような技術ですか?また、その仕組みは?
AJICAP™は、ADCをはじめとする抗体複合体を対象とした、味の素バイオファーマサービスの独自技術による位置特異的修飾およびリンカー技術です。本プラットフォームでは、アフィニティペプチドを介した化学反応を利用し、抗体の改変や酵素反応ステップを用いることなく、Fc領域の特定部位を選択的に修飾します。これにより、厳密なDAR(薬物抗体比)制御、高い均一性を持つ複合体、および柔軟なデザインを伴う、制御可能で再現性の高い結合が可能になります。
AJICAP™には抗体の改変が必要ですか?
いいえ、AJICAP™に抗体の改変は必要ありません。本技術は抗体に直接適用可能であり、簡便な開発プロセスを維持しながら、アフィニティペプチドを介した化学反応によって位置選択的な修飾を実現します。
AJICAP™ではどのようなDAR設計が可能ですか?
AJICAP™は、高い均一性を維持しながらDARを精密に制御できるコンジュゲーション技術です。DAR2が代表的なフォーマットですが、設計に応じてDAR1、DAR4、デュアルペイロード型、さらには高DAR化にも対応可能です。特に均一なDAR1コンジュゲートの創製はAJICAP™の大きな特長のひとつであり、安定して実現できる技術は非常に限定的です。
AJICAP™はどのような抗体やペイロードに対応していますか?
AJICAP™は、IgG1、IgG2、IgG4に加え、Fc領域を有する二重特異性抗体にも適用可能です。また、オーリスタチン、メイタンシノイド、カンプトテシン誘導体、PBDをはじめとする幅広いリンカー・ペイロードに対応しています。さらに、お客様独自のペイロードにも適用可能で、多様なバイオコンジュゲート開発に柔軟に対応します。
AJICAP™はADC以外のモダリティにも活用できますか?
AJICAP™は、ADCに加え、タンパク質、ペプチド、オリゴ核酸複合体など、多様なバイオコンジュゲートモダリティに応用可能です。独自の位置選択的コンジュゲーション技術により、さまざまな機能性分子との結合に対応し、開発目的や分子構造に応じた柔軟なコンジュゲート設計を可能にします。
AJICAP™はどのような契約形態で利用できますか?
AJICAP™技術は通常ライセンスモデルのもとで提供され、味の素バイオファーマサービスのお客様は自社の開発および製造ワークフローに本プラットフォームを組み込むことができます。

