受託合成製品

DNA

製品詳細


  • 高品質なDNAオリゴ核酸
    — 合成から納品まで徹底した品質管理下で製造
  • シームレスなスケールアップ
    — 最小15 µgから、非臨床試験や臨床試験向けのg・kgスケールでのGMP製造まで対応
  • 複数の精製グレードオプション
    — 使用用途に合わせて簡易精製、HPLC精製、in vivoグレードをラインナップ
  • 鎖長・塩基配列のカスタマイズ
    —ご要望に合わせた鎖長・塩基配列のオリゴ核酸を合成
  • 多彩な化学修飾
    — 蛍光標識、末端修飾、およびその他のカスタム修飾をサポート
  • 生体試験(in vivo)グレードや大量合成への対応
    — in vivo用途および大規模合成(kg, t)のニーズに対応

概要

味の素バイオファーマサービスでは、厳格に管理された製造条件のもと、お客様のご期待にお応えする高品質なDNAオリゴ核酸を提供しています。合成から納品まで一貫した品質管理体制を整え、幅広い研究ニーズに対応する、信頼性の高い製品をお届けいたします。

当社では、さまざまな研究開発ニーズにお応えするため、幅広い合成スケール、グレード、豊富な化学修飾オプションを提供しています。


DNAオリゴ受託合成

グレードおよび品質仕様

複数の製品品質グレードを用意しており、さまざまな研究用途に対応しています。オリゴ核酸の長さに応じて仕様が異なります。

グレード純度確認試験(MS)Na塩化エンドトキシン
簡易カラム———
HPLC99 mer 以下: 90%
100 mer 以上: 80%
理論分子量
99 mer 以下: ± 2 Da
100 mer 以上: ± 3 Da
——
HPLC Plus99 mer 以下: 90%
100 mer 以上: 80%
理論分子量
99 mer 以下: ± 2 Da
100 mer 以上: ± 3 Da
実施—
in vivo EXP
99 mer 以下: 90%
100 mer 以上: 80%
理論分子量
99 mer 以下: ± 2 Da
100 mer 以上: ± 3 Da
実施0.5 EU/mg 以下

鎖長、塩基配列、化学修飾によって標準規格を適用できない場合がございます。


化学修飾

機能性や用途に合わせた幅広い化学修飾に対応しています。

  • 蛍光修飾
  • 末端修飾
  • その他特殊修飾
  • Alexa Fluor® 蛍光色素シリーズ: 488、647、750 nm
  • その他の蛍光色素・波長にも対応しています。

in vivoグレード合成

in vivo実験用途での追加の品質規格が必要な場合、ご要望に応じて対応いたします。

 大量製造(kg~tスケール)およびCDMOサービスについては、当社の 「治験薬・商用薬製造」 のページをご参照ください。


価格

納品量、塩基長、精製方法をもとに価格を算出しています。日本国外への納品のも可能です。

RNA

製品詳細


  • 多彩な化学修飾— 蛍光標識、末端修飾、およびその他のカスタム修飾をサポート
  • シームレスなスケールアップ— 最小15 µgから、非臨床試験や臨床試験向けのg・kgスケールでのGMP製造まで対応
  • 複数の精製グレードオプション— 使用用途に合わせて簡易精製、HPLC精製、in vivoグレードをラインナップ
  • 鎖長・塩基配列のカスタマイズ—ご要望に合わせた鎖長・塩基配列のオリゴ核酸を合成
  • 生体試験(in vivo)グレードや大量合成への対応— in vivo用途および大規模合成(kg, t)のニーズに対応

RNAオリゴ受託合成

複数の製品品質グレードを用意しており、さまざまな研究用途に対応しています。オリゴ核酸の長さに応じて仕様が異なります。

グレード純度確認試験(MS)Na塩化エンドトキシン
簡易カラム———
HPLC99 mer 以下: 90%
100 mer 以上: 80%
理論分子量
99 mer 以下: ± 2 Da
100 mer 以上: ± 3 Da
——
HPLC Plus99 mer 以下: 90%
100 mer 以上: 80%
理論分子量
99 mer 以下: ± 2 Da
100 mer 以上: ± 3 Da
実施—
in vivo EXP
99 mer 以下: 90%
100 mer 以上: 80%
理論分子量
99 mer 以下: ± 2 Da
100 mer 以上: ± 3 Da
実施0.5 EU/mg 以下

鎖長、塩基配列、化学修飾によって標準規格を適用できない場合がございます。


in vivoグレード合成

グレードおよび品質仕様

in vivo実験用途での追加の品質規格が必要な場合、ご要望に応じて対応いたします。

大量製造(kg~tスケール)およびCDMOサービスについては、当社の 「治験薬・商用薬製造」 のページをご参照ください。


RNAの鎖長について

当社の標準的な固相合成プロセスは、11〜120塩基のRNA合成に対応しています。ただし、配列によっては標準的な固相法での合成が困難な場合もあります。そのような場合には、固相合成と酵素的ライゲーションを組み合わせることで、約600塩基までの長鎖RNAの合成を可能にする「GenClip™」をご提供しています。

RNA合成スケール

お客様の標的配列に基づき、ご要望に適した製造方法をご提案いたします。


カスタム修飾サービス

機能性や用途に合わせた幅広い化学修飾に対応しています。

  • 蛍光修飾
  • 末端修飾
  • その他特殊修飾
  • Alexa Fluor® 蛍光色素シリーズ: 488、647、750 nm
  • その他の蛍光色素・波長にも対応しています。

価格

納品量、塩基長、精製方法をもとに価格を算出しています。日本国外への納品のも可能です。

長鎖
GenClip

製品詳細


概要

味の素バイオファーマサービスの独自技術であるGenClip™により、高収率かつ高品質な長鎖RNA(100〜600 mer)の合成が可能となります。GenClip™では、sgRNA、pre-miRNA、mRNAなどを合成することが可能です。得られた製品の優れた品質から、本技術で製造された長鎖RNAは分析用標準品としてもご使用いただくことができます。


GenClip™技術の主な特長

  • GenClip™では、2’-F、2’-MOE、LNAなどのさまざまな化学修飾の挿入が可能です。
  • 固相合成と酵素的ライゲーションの融合により、従来の固相合成法と比較して高収率と高純度を実現します。
  • 100〜500 merの長鎖RNAに適用可能です(500 merを超えるRNAが必要な場合でも、まずはお問い合わせください)。

技術の概要図

RNA製造

実績例

Case 1:100 mer sgRNA、100 mgスケール製造

100 mer sgRNAの100 mgスケール・高純度製造を実現しました。

従来の固相合成ではLC純度75%であったのに対し、GenClip™法ではLC純度94%という圧倒的な高純度で目的物を取得しました(長鎖核酸用に最適化した条件にてHPLC分析)。
また、MS分析によって、分析機器由来の微量な付加イオンを除いて顕著な不純物が検出されないことを確認。GenClip™法を用いると優れた純度がsgRNAを取得できることが実証されました。
味の素バイオファーマサービスは、GenClip™を用いることによって、100 mgというスケールアップ条件においても、圧倒的な純度と品質を備えたsgRNAを提供します。

HPLC-MS

Case 2:560 mer NanoLuc® mRNA

NanoLuc®をコードする560 mer mRNAの合成に成功し、ルシフェラーゼアッセイにより機能的なタンパク質発現を確認しました。

GenClip製造
siRNA

siRNAは、タンパク質コード遺伝子の短期的なサイレンシングに広く使用されているRNA干渉(RNAi)ツールです。特定のmRNAの分解を標的とするよう設計されており、効率的かつ特異的な遺伝子サイレンシングを可能にします。

味の素バイオファーマサービスでは、高品質なカスタムsiRNA受託合成を、お客様の研究ニーズに応える形で提供しています。

製品詳細


  • 効率的な遺伝子サイレンシング
    — RNA干渉(RNAi)経路を介し、標的遺伝子の発現を配列特異的に抑制
  • 高い標的特異性
    — 相補的な標的mRNAを選択的に認識し、特異的なサイレンシングを可能に
  • ヌクレアーゼ耐性の向上
    — 化学修飾によって、siRNAの酵素分解耐性を高めます
  • RISCへの効率的な取り込み
    — ガイド鎖のArgonaute 2(Ago2)への取り込みを促進し、標的mRNAを効果的にサイレンシングをサポートします。
  • オフターゲット効果の低減
    — 配列の最適化と化学修飾により、意図しない遺伝子サイレンシングを最小化
  • 化学修飾
    — 2′-OMe、2′-F、ホスホロチオエート(PS)、5′-(E)-ビニルホスホネート(VP)など、さまざまな修飾に対応

概要

味の素バイオファーマサービスでは、厳格に管理された品質管理体制のもと、お客様のご要望に応じた高品質なsiRNAを合成しています。製造プロセス全体を通してRNaseの混入を防ぐ適切な対策を講じています。ご注文から出荷まで、一貫した品質管理によって、信頼性の高いsiRNA製品をお届けしております。

当社のsiRNA受託合成サービスでは、さまざまな研究開発のニーズにお応えするため、幅広い合成スケール、品質グレード、多様な化学修飾に対応しています。


siRNA受託合成の対応範囲

グレードおよび品質仕様

複数の品質グレードを用意しており、さまざまな研究用途に対応しています。

グレード純度確認試験(MS)Na塩化エンドトキシン
簡易カラム—理論分子量 ± 2 Da——
HPLC≥ 90%理論分子量 ± 2 Da——
HPLC Plus≥ 90%理論分子量 ± 2 Da実施—
in vivo EXP
≥ 90%理論分子量 ± 2 Da実施0.5 EU/mg 以下

化学修飾

siRNAの安定性・活性・その他特性を最適化するため、幅広い化学修飾に対応しています。

  • 2′-O-メチル(2′-OMe)
  • 2′-フルオロ(2′-F)
  • LNA
  • ホスホロチオエート(PS結合)
  • 5′ ビニルリン酸(VP)
  • 末端修飾
  • その他さまざまな化学修飾の組み合わせ

価格

納品量、精製方法、化学修飾をもとに価格を算出しています。

LNA

製品詳細


  • 高いハイブリダイゼーション親和性
    — 相補的なRNAやDNAに対し、強力な結合を実現
  • 優れたミスマッチ識別能
    —完全相補配列とミスマッチ配列を高精度に識別
  • ヌクレアーゼ耐性の向上
    — 酵素分解に対するオリゴ核酸の安定性を向上
  • オリゴ核酸の短鎖化
    — 強い相補鎖結合能を維持したまま、より短い配列の設計が可能
  • 高い標的特異性
    — 狙ったRNAやDNA配列に高い精度で作用化
  • 幅広い用途
    — ASO(アンチセンスオリゴ核酸)、miRNA、RNA検出をはじめ、さまざまな核酸研究用途に対応

概要

架橋核酸(LNA: Locked nucleic acid)は、リボース糖の2′-O位と4′-C位を分子内架橋することで、その立体構造を固定化した修飾オリゴ核酸です。この固定化構造により、相補的なDNAやRNA鎖に結合する際のハイブリダイゼーション親和性と熱安定性が向上するとともに、ミスマッチ識別能も高まります。

これらの特性により、LNAオリゴ核酸は、標的特異性が求められる用途に特に適しており、短い核酸配列や相同性の高い核酸配列の検出・標的化などに有用です。

味の素バイオファーマサービスでは、LNAオリゴ核酸の合成において豊富な経験を有しています。さまざまな修飾と配列の組み合わせに対応し、確立された合成から精製技術を基に、LNAオリゴ核酸を提供いたします


主なメリット

  • 熱安定性の向上 — 相補的なDNAやRNAとの強固で安定したハイブリダイゼーションを実現
  • 高い配列特異性 — 類似性の高い配列を含む標的配列を高い精度で識別
  • ヌクレアーゼ耐性の向上 — 酵素分解に対するオリゴ核酸の安定性を向上

LNAオリゴ核酸受託合成

  • 配列特異的なコンジュゲーション
  • 末端修飾
  • ホスホロチオエート修飾
  • LNAとその他の化学修飾を組み合わせた配列の製造

LNAの特性

血清耐性

高い結合親和性

LNAオリゴ核酸は、ハイブリダイゼーションに適した構造をとりやすいよう、糖構造が立体的に固定されています。この事前配座形成により、オリゴ核酸の構造的な柔軟性が抑えられ、相補的なRNAやDNAに対する高い結合親和性につながります。

LNAを導入することで、オリゴ核酸の二本鎖の融解温度(Tm)を高めることができます。一般に、Tmが高いほど、相補鎖とのハイブリダイゼーションによって形成される二本鎖の熱安定性が高いことを示します。

LNA導入結合

Tm: 核酸二本鎖の熱安定性を示す指標として一般的に用いられます。LNAを導入することでTmが上昇し、相補的なRNAまたはDNAとのハイブリダイゼーションが強化されます。

高いヌクレアーゼ耐性

LNAを導入することで、未修飾のオリゴ核酸と比較して、酵素分解(ヌクレアーゼ)に対するオリ核酸の耐性を向上させることができます。このヌクレアーゼ耐性の向上は、生体内環境におけるオリゴ核酸の安定性向上に寄与します。

残存ルシフェラーゼ

上図は、LNA含有オリゴ核酸、ホスホロチオエート(PS)修飾核酸、未修飾オリゴ核酸について、ヌクレアーゼ耐性を実験的に比較した結果を示しています。

毒性試験の例

これまでの前臨床研究において、DNA、ホスホロチオエート(PS)修飾核酸、LNAオリゴ核酸といった異なる化学修飾を持つオリゴ核酸に対し、生体がどのように応答するか調査されてきました。

Wahlestedtらの研究では、ラット脳内へのオリゴ核酸投与による影響が評価されました。この研究では、ホスホロチオエートオリゴ核酸の投与後に炎症反応および病理組織学的変化が認められた一方、同研究で評価されたLNAオリゴ核酸を投与した動物では、同様の病理学的所見は認められませんでした。

これらの結果は、オリゴ核酸に対する生体反応が、その化学組成によって異なる可能性を示しています。ただし、LNAオリゴ核酸の安全性および忍容性は、配列、化学修飾、投与量、投与経路、試験デザインなど、さまざまな要因に左右されます。

体温応答

PS:未修飾DNAオリゴ核酸と比較して、体温の有意な上昇が認められました。
LNA:天然型DNAオリゴ核酸と比較して有意な体温上昇は認められなかった。

参考文献:Wahlestedt et al. (2000), PNAS 97, 5633–5638


価格

納品量、塩基長、精製方法をもとに価格を算出しています。

BNA

製品詳細


  • アンチセンス医薬品
  • siRNAおよびアプタマーの構造安定化
  • miRNAの機能阻害
  • In situハイブリダイゼーションによるmiRNAプローブ
  • HPLCによる精製

概要

架橋型人工核酸(BNA™)は、核酸分子内に架橋構造を持つ人工核酸の総称であり、相補鎖に対して高い安定性と特異性を付与することが知られています。架橋構造により天然核酸の自由度が制限されることで、結合親和性とヌクレアーゼ耐性が向上します。


主なメリット

  • RNAやDNAオリゴ核酸に対する高い結合親和性
  • 酵素分解に対する耐性の向上
  • 低い生体毒性
  • 多様な修飾

BNAの特性

結合能
BNAブリッジ
BNA性能

価格

価格は、合成規模、塩基長、および精製方法によって決まります。日本国外への発送の場合、価格および納期は異なります。

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